ぼくは死刑囚

ぼくは死刑囚

この朝ごはんをあと

何回食べることができるだろう。



ぼくは死刑囚

この朝日をあと

何回浴びることができるだろう。



何でもないことだと思っていたが

今ではすべてが奇跡だと知った。



当たり前のことだと思っていたが

今ではひとつひとつが有難い。



そう、ぼくは死刑囚

いつ執行されるかは分からない。



そう、ぼくは死刑囚

そして、あなたもまた死刑囚