2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

お金の使い方

お金を稼ぐことに懸命になる人は多いがお金を使うことに懸命な人を、あまり見かけない。 ある人は車にお金を掛ける。ドレスアップしたり、チューンアップしたり。でも、車に興味のない人から見れば、無駄な出費に見えるものだ。 ある人は服装にお金を掛ける…

「お金を入れる器」

どうやら、「お金を入れる器」というものがあるらしい。「キミに100億円あげよう」さー、何に使う? 真剣に考えてみてよ。具体的にだよ。ボクも考えてみるよ。 十七億円の株を持ちながら死んだ人もいるし、どんなに持っていても、死ぬまで使わなかったら…

小事と大事

小事とか大事とか言うけれど、目の前にあるものは、すべて、これ大事。そんな感じ。 大きな事をしたいと思えば、小さな事を怠らずに勤めるがよい。小が積もって大となるからだ。およそ小人の常として、大きな事を望んで小さな事を怠り、できにくいことに気を…

ぜんまい侍

そう、必ず最後の日は来るのだ。不確実な世の中で、唯一確実に来る、最後の日。 本当は知っているはずなのに、知らないフリをして、日々を暮らす。確実に来る、最後の日。 人は誰でも、その最後の日に毎日、毎日、近づいている。まるで、そこが目標の地であ…

無欲万両

入れてやろうと思うと、はずすビリヤードいい打球を返そうと思うと、ネットするテニス言うことを聞かせようとすると、聞かない子供儲けようとすると、損を出すビジネス無欲万両無欲万両心静かに、目の前のものに向き合う無欲万両無欲万両時間が止まり、対象…

捨てる

そうか、捨てたんだ。 あれも捨てた、これも捨てた。捨てて、捨てて、捨てて、捨てる。 捨てると不思議と、恵みがある。いさぎよく捨てた褒美なのかもしれない。 さー、もっと捨てよう。捨てて、捨てて、捨てて、捨てよう。 いくら捨てても豊かな心持ちは残…

流れ

思いがなければ、不安もない。思いがなければ、悩みもない。ただ、流れに身をまかせよう。 そう、流れは感じるもので、変えるものじゃない。 感じた流れに沿って、ちょっと何かする程度がうまくいく。 人間関係というものは、風呂桶の湯に似ている。向こうに…

気合

狼がもっともよく集まる場所で、七夜にわたる坐禅行だ。すかさず、狼たちは正受老人のまわりに集まり、老人のにおいを嗅いだり、飛び越えたり、身体を押し付けたりしてきた。だが、正受老人は少しも動じるところはなかった。 (気合で狼をのんだ正受老人)

忘れてしまうこと

ついつい、忘れてしまう。何度も何度も、忘れてしまう。 だから、思い出させてくれるものが必要なんだ。 多くの人々が幸福を求めている姿は、帽子をかぶっている人が帽子をさがしているようなものだ。 (ニコラウス・レーナウ(ドイツの詩人))

創造力

そいつは一体どこからくるのか?どこからくるかの詮索はさて置き、そいつは確かに来る。 大切なことは、そいつを受け止めることだ。静かな時間を過ごしているときにそいつは、くるらしい。 自然に浮かんでくる思いつきは、とても貴重な考えの場合が多い。 ジ…

私はこれに対し、「わざと何もしないというのは、逃げ隠れすることの正反対ですよ」と説明する。なぜなら、何もしないでいると、人生で最も重要なことや困難なことが見えてくるからだ。つまり、自分の生きがいや自分の価値がわかってくるのである。 (「ほん…

死体のポーズ

緊張していた筋肉がいま、ほぐれて休息を迎える 照明を落とした、静かな部屋の中安らぐ自分の体を見つめるもう一人の自分 心は平静さを取り戻し静かな湖の湖面と化す 時間の感覚はなくなり心と体は平和を喜ぶ そして自分とは魂のことだと気づくのだ ヨーガを…

よく遊び、よく学べ

遊びには発見があり、驚きがある。遊びには発明があり、創造がある。 遊びにこそ、未来があり、遊びにこそ、夢がある。 だからもっと遊ぼう!自由に、そして、自在に。とらわれない自分になるために。 なぜ遊んでいる人ほど成功者が多いのか? たしかに一流…

諦め

変えられないものにエネルギーを注ぐなんて馬鹿げている。 嘆いたり、叫んだり、したところで、何も変らない。 コントロール可能なものにのみ焦点を当て、起きてくることはただ受け入れる。 そう、ただ受け入れるだけ。 この世には、“変えられるもの”と“変え…

サクラ

一年前も桜を見たが、一年前の私はもういない。 今年の桜が去年と違うように、今年の私は去年とは違う。 しかし依然として桜はサクラ、依然として、私は私なのだ。 花をつけているときも、つけていないときもそれはサクラであり、つねにサクラである。 私も…

ガンバラない

ガンバって、頑張ってどうなったって言うの? マラソンのオリンピック選手周囲の期待に応えようとガンバってついには、自ら命を絶った。 年老いた親を長年介護ガマンにガマンを重ねて、ついには、親を殺して自分も死ぬ。 家族のため、誰かのためにガンバった…