2006-04-02 サクラ 一年前も桜を見たが、一年前の私はもういない。 今年の桜が去年と違うように、今年の私は去年とは違う。 しかし依然として桜はサクラ、依然として、私は私なのだ。 花をつけているときも、つけていないときもそれはサクラであり、つねにサクラである。 私もまた、一瞬一瞬がすべて私であり、それらが織り成しているものが、すなわち私なのだ。