成長ってのが問題さ。
いったいどっちへ枝を伸ばすというのさ。こっちか。あっちか。
築いてきたものが大きく見えるとするとヤバイのかもしれない。
そもそも何かを築いたなんて考えるようになったら穴に落ちるところなのかもしれない。
いったいどっちへ枝を伸ばすというのさ。大自然の先輩に聴いてみよう。
そうさ。太陽に向かって枝は伸ばすのさ。じゃ、太陽ってなんだ。
温かくて愛おしいあの太陽さ。迷いようはない。太陽に向かって枝を伸ばそうじゃないか。
時間がかかるかもしれない
結局できないかもしれない
そんなことは考える必要はない。
ただ精いっぱい枝を伸ばそう。力の限り。