働く

「いい働きをした」「一所懸命働いた」「へとへとになるまで働いた」「嫌になるほど働かされた」と、働くと言う言葉もいろいろな場面で使用されることに気が付きます。さっそく辞書で調べてみると、やはりさまざまな意味があるのですね。

はたらく 【働く】

(動カ五[四])
(1)肉体・知能などを使って仕事をする。一生懸命にする。
「―・いたあとは飯がうまい」「このプロジェクトの中心になって―・く」
(2)職業・業務として特定の仕事をもつ。
「―・きながら大学を卒業した」
(3)機能を発揮する。効果・作用が十分現れる。
「もう疲れて頭が―・かなくなってしまった」「勘が―・く」「なかなか悪知恵の―・くやつだ」「遠心力が―・く」
(4)そのものとしての力が生かされる。役に立つ。
「このねじは―・いていない」「制御装置が―・く」
(5)悪いことをする。
「乱暴を―・く」「盗みを―・く」「不正を―・く」
(6)語尾が変化する。活用する。
(7)動く。体を動かす。
「鯉・鯛は生きて―・くやうにて同じ作り枝につけたり/宇津保(蔵開下)」
(8)出撃する。出撃して戦う。
「丸子の城へ―・かんとて/三河物語
[可能] はたらける

三省堂提供「大辞林 第二版」より

私は「働く」という言葉を「(4)そのものとしての力が生かされる。役に立つ。」という意味で使いたいと思っています。すなわち、「私というものの力が生かされて、何か役にたっている」という状態をもって「私は働いている」と。

同じように「仕事」という言葉もいろいろな場面で使われますが、私は仏陀を支持します。

人の仕事は
おのれの仕事をみつけること。
そして、その仕事に
全身全霊を捧げることである
仏陀

あなたにとっての「働く」や「仕事」はなんですか?