ルービックキューブ
答えが欲しいんじゃない。
答えに至るプロセスが欲しい!
ルービックキューブって、ご存知?
私がそれに出会ったのは高校時代。
四角いお豆腐くらいの大きさの
カラフルで不思議に回転するやつ。
友達もみんな持ってた。だれもかれも夢中。
カシカシまわしては、ちがうなー。
カシカシまわしては、うん、いいかなー。
そのうち自分の頭の中がカシカシ回ってくる感じ。
楽しかった。
でも、その楽しさの邪魔をする人が出てきた。
僕の友達だ。「ここは、こうするんだ!」
悩んでる僕を見かねてアドバイス。
でも、聞いてないよ?教えてくれなんて。
雑誌なんかでも、パズルの解き方を解説していた。
詳細な手順と写真入りの解説で、誰でもあの
パズルが解ける。
でも、本当はパズルが解きたいんじゃないんだ。
答えが欲しいわけじゃないんだ。
「自分で」パズルを解きたいんだ。
答えを見つけるプロセスを見つけたいんだ。
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ところで、このエントリの一人称が途中「私」から「僕」に
変化している。書いている中で、高校生の自分が出てきた。
読み直して気づいたが、とても興味深いのでそのままとした。