欲しいと思っていたハズなのに

本当は欲しくなかったことに気が付いた



どんなにか、いいだろうと思っていたのに

実際、なんでもないことだった。



ようやく、掴んだと思ったその瞬間

それはシャボンのように消え去った



消えた向こうに、また夢をみて

覚めることなく、楽しむだけ。


でも、本当は、覚めてしまったのかもしれない。

オレは学生時代、夢は何ですかって言われたら、「車が欲しい、そりゃ外車に乗りてえよ」って答えた。それが夢だって言ったけど、漫才師になって、何年もかかって金稼いで、外車を手に入れた時、こんなもん夢じゃねえって思った。」
(「愛でもくらえ」ビートたけしより)