時間

「オトナになると時間が早く過ぎるんだよ」


「そんなの、ウソだ!」

と子供の頃思ってた。


オトナになって、

それが、どういうことかワカッタ。


忙しいとは、

心がお亡くなりになっていること。


そんなとき時間は早く過ぎていく。





近頃、時間の進みが遅く感じる。

子供に戻ったような気がするのだ。


外的なものに追い立てられることをやめたからだろうか。

自分の変化の速度がまた子供の頃に戻った証なのかもしれない。

「外なる時間」とは、言うまでもなく物理的な時間である。つまり、天体の運行を基準にした時間であり、一定の速度で流れ、等しい間隔で成り立っている太陽の時間と言える。
これに対して「内なる時間」は人の生理的・心理的側面に影響される時間である。したがって、太陽時間の単位では正しく計ることはできない。
カレルは、「内なる時間」を次のように定義している。
「一生の間に肉体とその活動に起こる変化を表したものである。各人の個性を構成している構造的、体液的、生理的、精神的状態は絶え間なく続くが、その状態を言うものである。まさに、人間の持つ次元の一つである。
(「ものを考える人考えない人」渡部昇一より)