言葉

言葉が無ければ伝わらない


言葉が無ければ分からない




でも、ある時から


言葉はいらなくなる事がある。


むしろ、言葉が邪魔をすることさえある。




言葉が不要になったとき、


それが本物のコミュニケーションなのかもしれない。

大体、円熟した夫婦というのは、あんまり会話したりしないでしょう。あれば、機嫌が悪いのではなくて、黙っていても夫婦の心は通じるんです。仲のよい友達だって、ぺちゃくちゃ言葉を交わさない。黙っていても心気がみなぎるでしょう。ここまでくると、もう一元の仲ですね。
(「十牛禅図」松原哲明より)