製品開発
製品の進むべき道を知っているのはお客さんのみ
だが、いつでも、それを教えてくれるわけではない。
だから、教えてもらうにはどうしたらいいかを考える。
「作って売る人」と「買って使う人」
あやうく別々なことのように考えがちだが、これらは一体だ。
つまり、製品開発をやっているのは実は「買って使う人」なのだ。
私たちは皆、かなり不利な要素を抱えている。それは、自社製品を知り、それを大切に思っているということだ。そのために、私たちはなぜ顧客がそれを嫌うのかがわからなくなっている。顧客は私たちとはまったく違う目を通して製品を見る。学校で受けた教育は答えにならない。顧客の声に耳を傾け、それに応じることが答えなのだ。
(「経営革命」トム・ピーターズより)