2006-01-20 幻想 福沢諭吉の絵が描いてある手のひらくらいの紙切れをぼくたちはお札と呼ぶ この紙切れを束にすると人はそれを車と交換してくれたり、家と交換してくれたりする。 なぜか、ぼくたちはお札と呼ぶ本当はただの紙切れかもしれないのに。 国の指定検査機関の検査合格書や評価額がグングンあがっている株券やゴリッパな肩書を持つ人の本などなど。 本当はただの紙切れかもしれないのに。