2006-01-24 胎動 ある人はそれを単なる雑音と聞きある人はそれを新しい社会の胎動と聞く 大きな変化を遂げるときに必要なのは、いつでも、ある種の戦争なのかもしれない。 いま、人々は静かなる戦争の最中評価はいつも戦後に行われる。 第二次世界大戦後、半世紀を経過することによって内部からの変化の芽が登場したことにわれわれは注目すべきではないか。戦争を経過することなく新しい社会の構築が始まりだしたところに、日本社会の成熟をみることもできよう。 (「ビックバン後の日本経済」田中直毅より)